社会福祉法人北海道社会事業協会洞爺病院
 

・新聞掲載記事のお知らせ

 北海道新聞 2010年(平成22年)6月1日(火曜日)付け朝刊に掲載されました。

 

 

遠隔地の妊婦ネット健診

負担軽減、4日試験

新日鐵病院←→洞爺協会病院

 

 遠隔地に住む妊婦の健診をインターネットを使って行う初めての試験が4曰、新日鉄室蘭総合病院と洞爺協会病院との間で行われる。遠隔健診によって来院を減らすことができ、病院から離れた地域に住む妊婦の負担軽減が期待されている。


 試験を行うのは、室蘭市内の総合病院や市医師会などでつくる室蘭地域医療連携協議会(土肥修司会長)。診療情報の共有など病院間のネットワーク構築を目指し今年2月に発足した。ネットワーク化は西胆振6市町でつくる定住自立圏の連携の目玉に位置づけられている。


 遠隔妊婦健診は同協議会が行う事業の一つで、新日鉄病院に通院している洞爺湖町在住の妊娠30週の妊婦(29)が4曰と18曰の2回協力する。洞爺協会病院で看護師と助産師が胎児の心拍や胎動などを計側する専用機器「モバイルCTG」を使い、データを新曰鉄病院に送信。産婦人科医がデータを基に診察し、結果を洞爺協会病院を通し妊婦に伝える。

 

 新日鉄病院によると、昨年度の分娩540件のうち、洞爺湖や豊浦など胆振西部からの受診は約100件に上る。妊娠後期からは2週に1回健診を受けるため、遠隔健診は「通院の負担軽減になる」と期待が高まる。同協議会事務局の市立室蘭総合病院は「健診費の問題など課題はあるが来年度までには運用を目指したい」と話している。

(石丸厚子)

遠隔妊婦健診