言語聴覚療法

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言語聴覚療法とは
日頃、私達は特別な意識をしなくても友人や家族と会話をし、仕事仲間と話し合い、コミュニケーションをとっています。脳の病気によって、会話がスムーズにできなくなることや呂律が回らないなどの言語障害を呈することがあります。言語聴覚療法とは、会話をする際に必要な能力(聴くことや話すことなど)を含め、円滑にコミュニケーションがとれるようリハビリを行う専門職です。 _K8A9186.jpg

また、言葉と密接に関係しているのが嚥下(飲み込むこと)です。様々な原因によって、食事中むせることや口の中に食べ物を溜めてしまってなかなか飲み込めないなどということがあります。適切に評価を行い、安全に食事ができるよう、食事形態の調整や食べ方のアドバイス、またその方に合ったリハビリを提供する役割も担っています。 _K8A9197.jpg
当院での取り組み
嚥下造影検査(VF

X線透視下で、造影剤を含んだ食品を飲み込み、口腔・咽頭・食道の各器官の動き、構造、食品の動態を評価する検査です。医師・看護師・放射線技師・言語聴覚士により行います。

嚥下内視鏡検査(VE

鼻咽腔喉頭ファイバースコープを用いて、鼻腔・咽頭の各器官の動き、食品の動態を評価する検査です。医師・看護師・放射線技師・言語聴覚士・管理栄養士により行います。

摂食嚥下機能評価入院

当院では、約一週間程度の短期入院で、摂食嚥下機能に特化した評価入院を行っております。食事場面の観察や発声発語器官の動きなどを評価し、嚥下造影検査や嚥下内視鏡検査を行います。検査結果に基づき、適切な食事形態を選択し、食べ方のアドバイスを行います。

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