部署紹介
5F アカシア病棟

アカシア病棟は病床数60床の障害者病棟です。

神経難病、意識障害、重度の障害等がある患者様をはじめ、一般内科の治療、外科や口腔外科疾患の急性期及び慢性期治療を受けられる患者様が入院しています。また当院では人工透析治療も行われており、透析導入や透析を受けるためのシャント造設手術等、透析治療に関わる長期入院にも対応しています。 看護体制は固定チームナーシングを取り入れており、様々な病状や状況にある患者さんのニーズに対応できるよう専門的知識や技術の習得に研鑽し、患者さんへ寄り添う気持ちを大切に日々取り組んでいます。さらに患者さんやご家族からの信頼を真摯に受け止め、チーム全体で誠実に看護を提供していけるよう努めています。

5F アカシア病棟師長 野田 裕美
アカシア病棟では中途採用の看護師にも1対1で指導担当の看護師がいます。電子カルテの使用方法をはじめ、医療機器取り扱いに関してもチェックリストを使用しマニュアルに基づいたきめ細やかな支援を行っています。 夜勤業務開始時期についても、状況を確認しながら決定し、最初はフォロー付きでの導入としています。
また、当病棟では幅広い疾患に対応できるようスタッフが中心となり勉強会を開催して看護の質の向上と個々のスキルアップに繋げています。
私は、看護スタッフがこの病棟で働きたい、患者さんがこの病院で治療・療養したいと思える組織にする事を大切に考えています。
そして私たちは、笑顔をモットーに、患者さん、ご家族に寄り添い、細やかに思いやりのある看護提供ができるよう日々努力してまいります。
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4F スズラン病棟

スズラン病棟は、病床数37床の回復期リハビリテーション病棟です。

急性期の治療を終え、在宅に戻るために日常生活動作が自立できるよう様々な職種が一丸となりお手伝いしていく病棟です。
リハビリテーション室と病棟が同じフロアにあり、訓練室への出療が容易になっています。

又、病棟リハビリ室もあり、個別対応も可能になっています。
回復期リハビリを必要とする脳血管疾患や腰椎圧迫骨折、大腿骨骨折など様々な身体障害により運動障害をきたした患者様を対象に、各分野のスペシャリスト達が医療・介護サービスを提供しています。医師、看護師、薬剤師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士・管理栄養士・メディカルソーシャルワーカー、といった各職種がチームとなり、日常生活機能を改善し一人でも多くの患者様を在宅復帰・社会復帰、またはその人らしい人生を送るための援助、支援していく事を目的とした専門病棟です。
365日、土日や祝日もリハビリテーションを行っております。

病棟リハビリ室

4F スズラン病棟師長 鈴木 友紀
近年は核家族化や高齢化により在宅介護が難しく、施設入所をされる患者さんも多くなっており、また認知症の患者も多く、予測のつかない行動が見られたり計画通りには進まないこともあるのが現状ですが、自発的な行動を極力妨げず自立を目指せるよう日々カンファレンスをしています。
看護師はご家族や患者さんとの信頼関係を作ることが必要ですが、回復期病棟の看護師として、担当患者さんやご家族の情報を他スタッフより理解していると自負できるような関係性を作ってもらい、構築された関係性の中でどのような状態になって、在宅または施設に退院していってほしいかを考えながらケアしてもらいたいと思っています。
やらされ感ではなく、やりがい感を一緒に見つけられる病棟を目指しています。
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2F ライラック病棟

ライラック病棟は、透析患者さんが9割を占める、病床数56床の医療療養病棟です。

血液透析治療やさまざまな合併症の治療、リハビリを受けながら療養される患者さんが入院されています。

長期にわたる入院生活となるため、患者様個人の尊厳とQOLを重視し、自宅のような温かで安心できる療養環境作りと、スタッフの笑顔での対応に取り組んでいます。

特殊浴槽

2F ライラック病棟師長 藤田 雅子
ライラック病棟には、40~50歳代の熟練したスタッフが多く、若いスタッフの強い支えとなっています。
透析患者さんが血液透析治療を受けながら安心して療養できる環境づくりと、人生の最期まで患者さんやご家族の思いに寄り添い続けられるよう、受け持ち看護師を中心に、看護師・介護福祉士・看護助手が互いの役割を発揮し協働して看護・介護を行っている活気のある病棟です。
また、教育・業務・働く環境作りの各委員が中心となって、「働きやすい職場環境」を目指して勉強会や業務改善、マニュアルの整備、スタッフが笑顔で働ける取り組みなどを行っています。
スタッフが活き活き笑顔なら患者さんも笑顔になれる!!
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1F ハマナス病棟

ハマナス病棟は、病床数46床の地域包括ケア病棟です。

地域包括ケア病棟はケガや病気の治療を終了し状態が安定した患者さんや自宅で過ごしているが、体調不良があり入院が必要な患者さん、家族の介護の「休息・息抜き・一時休止」が必要な時の入院が可能な病棟です。患者さんとご家族が安心して入院生活が送れるための環境づくりを目指し取り組んでいます。

患者さんがお家や施設に帰る前に安心して「日常生活に戻れるよう」にサポートしていきます。

1F ハマナス病棟師長 鈴木 友紀

ハマナス病棟で働いているスタッフは、看護師、看護補助者とも平均年齢が44歳です。若い看護師は21歳から熟年看護師は70歳と幅広い年齢の方が生き生きと勤務しています。スタッフの年齢幅が広いということは、看護の歴史を語れる看護師も多く、若い看護師はそれを学びながら日々の看護に関わることができるということです。いろいろな変革に対応し、その必要性を伝えられるのは素晴らしいことだと思っています。若い看護師はパソコンを熟年看護師に教えるなど互いの強みを活かし協力し勤務しています。中途採用者のスタッフも多く、新しい意見を取り込み「より働きやすい病棟づくり」のため、日々業務改善に取り組んでいます。
今年度は、スタッフの「自分たちが学びたい意欲」に目を向け、病棟内の勉強会も行っています。日々の業務に活かすための学習会の場として、ケーススタディ発表会なども開催しています。年齢を問わずに勉強に取り組むスタッフは私の誇りです。

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外来

外来は建物の3階に位置し、玄関を入り吹き抜けの広いエントランスホール、内浦湾を一望することができ、待ち時間の癒しとなっています。

内科、外科、整形外科、小児科、泌尿器科、リハビリ科、歯科・口腔外科の7科の診療を行っており、看護師は疾病予防・早期発見を目指して、糖尿病によるフットケア外来、糖尿病合併症の予防指導、健診後の個人療養指導を栄養士と連携し行っています。

救急外来

24時間対応しております。
当院は、観光地という地域柄、修学旅行生などの旅行者が多く、近年は外国人も多く受診されています。

検査処置室

外来、病棟の胃・大腸カメラなどの検査を、専門医師により行っております。内視鏡は早期発見に役立つよう検査・治療の介助、看護を行っております。
検査処置室内には、レントゲン撮影室、トイレ、更衣室が設置されており、同フロアで検査を受けることができます。

手術室

外科、歯科・口腔外科、泌尿器科の手術を行っております。
各科の医師と麻酔科医師、看護師、臨床工学士を含めた全てのスタッフで術前・術中・術後の安全のために取り組んでおります。

外来師長 竹迫 由紀
外来は「チームワーク=和と輪」を重点に、多職種と協力し合い、スタッフ間でお互いに助け合う雰囲気作りを大切にしています。来院中の短い時間で患者さんの表情やふとした言葉から症状や健康状態、ご自宅での生活の様子などをつかみ、病棟や地域とも連携して必要な治療・ケアにつなげるなど、患者さんが安心して暮らすためのサポートを行えるよう心がけております。また、おひとりでの通院が困難な患者さんのご自宅または施設に医師・看護師が定期的に診療に伺う訪問診療も行っています。
外来業務を通じて患者さんから学ぶことも多く人間として成長できること、アセスメント能力、コミュニケーション能力を磨くこともできます。ワークライフバランスを重視する方に働きやすい職場になっております。
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人工透析室

透析室では、月曜日から土曜日まで2部透析を行っています。患者さんには定期的な検査を行い、異常の早期発見に努めるとともに、管理栄養士による栄養指導やフットケアを行い足病変の予防にも力を入れております。
また、送迎車による無料の送迎や、旅行などで洞爺湖町周辺に滞在される方の臨時透析にも対応しています。

ベッド数

人工透析室(5階)25床
全ベッドにテレビが設置してあり、無料でご利用いただけます。個室完備。

透析スケジュール
1部(午前) ×
2部(午後) ×

透析室師長 竹迫 由紀
透析室看護師ってどのようなものかご存じですか?
「透析」とは腎機能が低下した患者さんに対し、腎代替療法=透析療法を行うものです。
その透析を受けている患者さんは、日常生活の中で色々な制限も多く、身体的苦痛やストレスを抱えている方も沢山います。
私たち透析室看護師は、透析の技術や知識を深めるだけでなく、透析治療を生涯続けていかなければならない患者さんに「その人がその人らしく生きる」ことの手助けをし、寄り添っていくことを大切にしていきたいと考え、日常生活のお話しを伺いながら、様々な指導やケアに取り組み、日々をより良く過ごしていただくためのサポートをさせていただいています。
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